【日本舞踊】用語集

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荒事［あらごと］

青年の血気を勇壮に表現して演じること。

上方舞［かみがたまい］

江戸で完成された歌舞伎舞踊に対し、
京・大阪で発達した特殊な舞踊のこと。

京舞［きょうまい］

上方舞のなかでも、京都で成立したものをさしていう。

狂乱物［きょうらんもの］

物に狂った踊りをさしていう。

剣舞［けんぶ］

明治期になってから大衆化された、
武人の気迫を舞う舞踊。

三番叟物［さんばそうもの］

能の『翁』から出て、本来は非常に儀式的なものだった。

詩舞［しぶ］

剣舞（けんぶ）の流れを汲んだ舞踊。

石橋物［しゃっきょうもの］

能の五番目物『石橋』からでた獅子物をさしていう。

祝儀物［しゅうぎもの］

何かのおめでたい席（の余興）などに演じられる、

格調高い演目をさしていう。

所作事［しょさごと］

歌舞伎の世界から見た舞踊＝日本舞踊のこと。

地唄舞［じうたまい］

上方舞（かみがたまい）をこう呼ぶ事もある。

総踊り［そうおどり］

一座の全員が出て踊る手法をさしていう。

手踊り［ておどり］

意味を持たない体操的なおどり。

道成寺物［どうじょうじもの］

安珍清姫伝説の道成寺の物語を舞踊化したもの。

双面物［ふたおもてもの］

二人の人物が、同じ姿で現れて踊るものをさしていう。

変化物［へんげもの］

小品舞踊をいくつか組み合わせて、原則的に一人が何役も踊りつづってみせる趣向の舞踊をさす。

松羽目物［まつばめもの］

歌舞伎舞踊の種類の一つで、能・狂言を歌舞伎舞踊化したものをさしていう。

道行［みちゆき］

ある目的地に行くまでの道程を表現する、

表現形式のひとつ。