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【日本舞踊】用語:道具のカテゴリ

合引[あいびき]

舞台上で演者が使用する腰掛けをさしていう。

烏帽子[えぼし]

武家や、公家装束姿に良く使われる帽子。

【日本舞踊】烏帽子

置道具[おきどうぐ]

踊り手が持って出るのではなく、舞台に置いてある道具をさしていう。

懐紙[かいし]

遊女や傾城[けいせい]が、胸に畳んで持っている紙をさしていう。

書割[かきわり]

定式の大道具のひとつで、背景画を舞台前面に吊る方法の大道具のこと。

笠[かさ]

日光や雨、雪などを避けるために頭にかぶって使用するもの。

傘[かさ]

日光や雨、雪などを避けるために頭にかぶって使用する笠[かさ]に、

柄をつけたものを傘[かさ]と呼ぶ。

羯鼓[かっこ]

腰に鼓を付けて、左右から撥 [ばち] で叩く道具。

【日本舞踊】鞨鼓

鹿の子[かのこ]

「鹿の子絞り」「鹿の子染」の略称。

煙管[きせる]

江戸時代に使用された煙草。

差し金[さしがね]

黒い棒の先端に、鳥・蝶などの小道具をくくりつけて使用する。

布晒[さらし]

日本舞踊の技法を表す用語と考えてよい。

ジャリ糸[じゃりいと]

小道具を動かす仕掛けのひとつ。

鈴太鼓[すずだいこ]

鈴の入ったタンバリンのような、小型の道具。

【日本舞踊】鈴太鼓

素の衣装[すのいしょう]

日常の礼服正装、男性なら紋付袴、

扇子[せんす]

[おうぎ]ともいう。舞踊には欠かせない道具。

台金[だいがね]

鬘(かつら)の土台の金属部分のこと。

段幕[だんまく]

横に長い形状の紅白布を、縫って作った幕。

中啓[ちゅうけい]

中世の能で使用されてきた扇。儀式の際に用いられる道具。

【日本舞踊】中啓

羽二重[はぶたえ]

鬘を被る前に頭を包み込む。
“目つり”の役目もある。

半衣装[はんいしょう]

本衣装ほど完全ではないが、

半素の衣装[はんすのいしょう]

半衣装と同じ意味で、本衣装ほど完全ではないが、

引台[ひきだい]

大道具が左右に引かれたりして、奥から舞台上に押し出されてくる台をさしていう。

引道具[ひきどうぐ]

大道具のひとつ。

振り出し笠[ふりだしがさ]

「娘道成寺[むすめどうじょうじ]」に見られる、三段連なった笠 のこと。

【日本舞踊】振り出し笠

本衣装[ほんいしょう]

その舞踊の役柄に合わせた本格的な扮装の衣装。

病鉢巻[やまいはちまき]

病気である事を示す、紫の鉢巻の事をさしていう。