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引き事[ひきごと]
引き合い事[ひきあいごと]と同じ。二人の男が勇壮な力くらべをするさまを、舞踊のテーマとしたもの。
有名なものとして、いくつかある。『草摺引[くさずりひき]』は、曽我五郎[そがのごろう]と朝比奈[あさひな]が、 鎧の越しまわりに付いた防具、草摺[くさずり]を引き合うもの。同様に、『吉野山』や『景清[かげきよ]』なども、代表的。 歌舞伎十八番では、『像引[ぞうひき]』という、正義の青年(荒事)と邪悪な公卿が、巨大な像を引き合うというものもある。
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【日本舞踊】用語:は行 ,
【日本舞踊】用語:様式・性格 ]