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三味線[しゃみせん]

日本舞踊と最も密接な関係がある楽器が、三味線。

胴と棹、海老尾と呼ばれる糸巻き部分からできている、三弦の楽器。もとはペルシャ、中国を経由して琉球に入り、琉球から、三弦 (または蛇皮線)というかたちで永禄五年(1562年)に渡来した。この蛇皮線を、当時の琵琶法師たちが改良し、 三本の弦によっておとそ出すことから、三味線と呼ぶようになった。琉球と比べ、本土では蛇が小振りで使えず、 犬や猫の皮を使用するように工夫した。